関東大学女子バスケットボール3部ー4部入れ替え戦 東京学芸大ー流通経済大 観戦記

 今期注目してリーグ戦から応援してきた流通経済大学女子バスケットボール部の2017年秋季の大一番、3部ー4部入れ替え戦に行ってまいりました。台風の影響で電車に遅れは出ていたものの、試合開始には間に合いました。

試合会場は横浜市立大学。自宅からは約2時間と長い道のりでしたが、それが苦にならないほどの期待感でいっぱいでした。

会場に入って、監督さんやよくいらっしゃって顔を合わせる方々と軽く会釈を交わして席に着く。両校のアップをしている姿を見て、やはり3部である東京学芸大学の選手の動きがよく見えて、さっきまでの期待が緊張感へと変わっていきました。(改めて言いますけどオイラσ(･ω･`*)は「ただの」流通経済大学の卒業生ですw) 

そしてティップオフ。

第1ピリオド、流通経済大が先制、そして連続得点と好スタートを切ったが、そこは3部残留への意地を見せる東京学芸大が3ポイント1本を含む6連続得点で4-13と大きく突き放しにかかる。しかしなんとか巻き返したい流通経済大も2連続得点で9-13として離されまいと粘りを見せる。

第1ピリオドを終えて11-14。

第2ピリオド、序盤は双方点の取り合いで進み連続3ポイントが決まって24-23と逆転して大いにベンチも盛り上がったが、ここから点が取れないままペナルティを含めて7点を返されて前半を24-30と6点差で折り返した。

第3ピリオド、流通経済大の巻き返しが始まる。序盤に3連続得点などもあって33-34とふたたび差を縮め、その後点の取り合いが続いた40-45から、流通経済大の連続得点で44-45とし、1本取られはしたが3ポイントを決めて同点、そして続けて3ポイントが決まって50-47と一気に逆転して第3ピリオドをおえた。

運命の第4ピリオド。流通経済大3ポイント、東京学芸大も3ポイントと取り合ったのち、両校の気持ちと気持ちのぶつかり合いで大接戦。第4ピリオド終盤まで流通経済大がリードを保っていたが、69-66から東京学芸大が3ポイントで同点に追いつく。次の得点を流通経済大が挙げて71-69。ほとんど残り時間のないところで東京学芸大の反則でペナルティをもらう。ここを入れればほぼ勝ちが決まるという大事なスローを2本とも決めて73-69と4点の差としてそのまま試合終了。3部昇格を決めた。

 東京学芸大 ６９（14.16-17-22）

 流通経済大 ７３（11.13-26.23）

あまりに劇的な試合展開で思わず声も枯れてしまうほどでした。試合後に監督さんがハイタッチに回って喜びを分かち合いました。オイラσ(･ω･`*)も感極まっておりましたがなんとか我慢をしつつ、喜びの涙を浮かべる選手の方々に挨拶をしながら会場を後にしました。

このような場にいられたことを本当に嬉しく思います。台風の影響がある中応援に行った甲斐があったってものです。感動をありがとう！昇格をしてどのような試合を見せてくれるか、これからも目が離せなくなりますね！

最後に。選手の皆さん、監督さん、それに選手たちを支える保護者の方々などの関係者の皆さん、本当におめでとうございます。そしてお疲れさまでした。